レッスン・演奏依頼等

ヴァイオリンの個人レッスンや演奏依頼、オーケストラ指導やヴァイオリン選びなどを承っています。

ヴァイオリンレッスン

個人レッスンを自宅あるいは出張で承っています。

音楽に本格的に取り組んでいる方は勿論ですが、全くの初心者やアマチュアで楽しみたい方も受け付けています。特に、おチビちゃんを教えるのは大好きです。遊んであげながら、ヴァイオリンに気持ちが向いてくるのに、気長に付き合います。

 

父・孝一が優れた指導者であったのと同様、優れたソリストである以上に、優れた指導者でありたいと思っています。単なる技術を伝えるのではなく、人の心に働きかけられるような音楽を一緒に作っていきたいと思っています。

 

 


レッスン代については、以下の単価表を目安にされてください。毎週の場合は多少安く、月一回あるいは単発になると多少高めになります。またヴァイオリンのレベルによっても、値段は変わります。マスタークラスも受け付けています。

 

なお 出張レッスンの場合、交通費、スタジオ代は追加してご負担いただくことになります。

 

 

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長谷川紘一ヴァイオリンレッスン代.pdf
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演奏依頼

色々な場面における演奏依頼を承っています。

しっかりとした演奏会や、結婚式、お祝いなどの余興として。喫茶店や居酒屋でも弾いています。BGMとして弾くことは基本的にしませんが、インフォーマルな場ではピアノなしで耳馴染みのいい映画音楽などを弾くこともあります。リピーターの方には、心にしっとりと染みこんでいく音楽を特に気に入っていただいているように感じます。

 

お気軽に声を掛けて下さい。私一人の場合は数万円から承っていますが(交通費別途)、より正式な演奏会やピアノ伴奏等を含む場合は、その分も見込んでいただく必要があります。


ヴァイオリン選びの助言

ヴァイオリンを購入する際の選定の助言をしています。

初心者のエントリーレベルの楽器も勿論ですが、特にオールドのヴァイオリンについて、一定の鑑識眼を有していると弦楽器店においてもご評価いただいています。優れた楽器を使用することにどん欲であったこと、これまでにストラディヴァリやデル・ジェスを含む数多くの名器を弾き込む機会があったからかと思います。

 

楽器選びは一人で行うのは難しいものです。自分で音だしをして耳元でよく鳴っていても、音が途中で減衰し、遠くに届いていないことがあります。良い楽器は緻密な音を持ち、耳元では静かで、遠くで音がぐんとパワーをもって広がります。こうした楽器を選ぶには、誰かに楽器を弾いてもらって、自分は遠くに立って、場合によってはドアを一枚隔てて、音を吟味する必要があります。私が立ち会う場合は、私が音だしをして遠くで聞いていただくこともできます。

 

なお弓選びもお付き合いします。弓は弾きやすさやしなりは勿論のことですが、ヴァイオリン本体と弓には相性があり、ヴァイオリン本体の音の本質を引き出すことのできる弓を選ぶ必要があります。弓を数本試してみると、同じ本体でも出てくる音がだいぶ違うことに驚かされます。

 

いずれにしても、楽器や弓選びは最後にはフィーリングです。自分の直感を大事にし、いいな!と思った楽器を選び取りましょう。

横板がない、つまり厚みがないヒル製作のヴァイオリンです。ヒルと言えば、イギリスで名の通ったヴァイオリン制作者です。なんでも当時の女王が、面白い楽器だけによるオーケストラを所望され、製作されたのだとか。


その他指導・助言

オーケストラのヴァイオリンやヴィオラパート、室内楽の指導・助言をします。

ドイツでは17年間オペラオーケストラで弾き、大阪ではシンフォニーオーケストラで弾いています。仲間とは弦楽四重奏など室内楽もやっていました。オペラでは歌い手の情感に合わせた弾き方が要求され、シンフォニーではより楽器主体の演奏が要求されます。室内楽では一人一人がソリストとしての主張をもって演奏する必要があり、また和声を厳密にしていく必要があります。

なおご要望によっては、ボーイングやフィンガリング付けも承っています。ご相談ください。

 

その他、ヴァイオリン指導の方法についても、指導・助言を行っています。

特に小さい子を教える場合、楽器の弾き方を教える以前に、まず仲の良い友達と認識してもらい、信頼感を持ってもらうところから始めなくてはいけません。また興味・関心が持続しないので、関心が向いたときをうまく捉えて、その短い時間で伸ばしてあげるといった配慮も必要です。

ヴァイオリン指導は人が相手なので、こうやれば必ずうまく行くというものではなく、常に試行錯誤ですが、どうすれば効率的に上達するか、どうすれば(単に正確に弾くのではなく)楽器を通して謳うようになるのかを考えながら、レッスンをしています。

そうした指導の考え方が、後人の先生方に少しでもお役に立てば、嬉しい限りです。

 

フランクフルト・オペラオーケストラの練習風景。私も第一ヴァイオリンに座っています。